「お母さん！すずめが家に入ってきた！！」

悲痛な声で電話をかけてきた次女。

電話の向こうでは、

三女が何か叫んでいる。

ある日の夕方…。

以前、

一昨年から我が家の玄関にあるツバメの巣に

どこぞのすずめが

勝手に間借り（？）をしていた話をしましたが、

あの時のすずめが

まだ出入りをしていたようで…。

話は逸れますが、

この一年、

幼稚園でも、すずめにはかなり頭を痛めました。

とにかく園舎の中に入ってくる。

冬場は、さすがに窓を開け放つ機会が少なかったので

それほどでもありませんでしたが、

気候の良い時に窓を開けていると

ヒュンヒュン入ってくるのです。

目的は、多分、餌探し。

昼食後の保育室なんて、

子ども達が外へ行ったのを見計らったかのように、

いえ、見計らっているのでしょう、

入ってきて部屋中を突っつき回る。

追い払おうにも、

上手い具合に開けた窓から出て行ってくれない限り、

廊下だ隣だと飛び回る。

もうホント、

あんなにすずめにイラッと（笑）させられた事はありませんでした★

そんな幼稚園での騒動が落ち着いていた冬。

その騒動は我が家へ。

だいたい、

他人様が作った巣に勝手に入り込むってどうよ。

玄関のドアが開いた途端、

家にまで入り込むってなんだ。

舌切り雀のお婆さん…とまでは言いませんが、

案山子で追い払おうとした先人の方々の気持ちは、

よ〜く、わかりました！！

もう、すずめ〜！！！

…結局、

その日はなんとかすずめを追い出したものの、

これといった打開策も見つけられず、

玄関の出入りの度にビクビクする娘達を見ていて

…決心しました。

「ツバメさん、ごめんね」

『断腸の思い』というものを

初めて経験したように思います。

意を決して、ベリッとツバメの巣を剥ぎ取りました。

…。

ごめんね。

春になったらきっと今年も…と思っていましたが、

今年は帰ってくる家を奪ってしまったので、

さすがにもう、会えそうもありません。

わずかな期待は、

また一から巣を作らないかな？ということ。

巣がない→危険…そう感じたらムリか…。

もう〜、すずめ〜！！

…それにしても、

剥ぎ取って感じたのは、

「小さい…」ということ。

この巣の中に５個の卵があって、

５羽のヒナがかえったのかと思ったら、

…う〜ん、

自然界ってスゴイ☆

◇        ◇        ◇

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のど飴が苦手です。

（…関係ない？笑）

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◇        ◇        ◇

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