くすの木幼稚園 副園長 関 恵子
「何を書こう…」ネタが尽き、(イヤ、失敗談なら山のようにあるのですが、人様にはさすがに言えないようなものばかりで笑えるものが思い浮かばず…)過去、園だよりに掲載していたものを読み返しました。その中に、当時の園での出来事を記載したものがありましたので、今回はそれを…!
時代は変わっても、子供の姿は変わらない。改めてそう思った次第です。
2011年4月27日(水)
トイレからお部屋に戻ってきたばかりのようで、年少組の子供達数名の制服のシャツが、ダラ~ン。せっかくなので、子供達全員に声をかけ、「シャツはね、こうやって入れよう!いっつもこんな風にしとったらカッコイイよ~」そう、身振り手振りで説明したら、一生懸命背中のシャツも自分で入れようと頑張る子供達。その様子が、う~ん、カワイイ。…と、一人の女の子が私のユニフォームのシャツを指さし、「これは?これは入れんでいいと?」確かに! ユニフォームはシャツインではなく、シャツアウト!…このユニフォームになって6年。初めて指摘されました笑。しっかりした子だなぁ、と感嘆。
2011年5月11日(水)
登園時、最近は泣かなくなっていた年少の男の子が、鞄をからったままひっくり返って泣いていました。ちょっとビックリして「どうしたと?」と抱き起こしながら聞いてみると、「ママがおらんくなった~!!」と、号泣。え?…一瞬、それは大変!と思いましたが、ふとピンと来るものが…。近くにお兄ちゃんがいたので、「もしかして、『お母さん、もうどっか行く!』とかって怒られた?」と聞いてみました。すると、困ったように・バツが悪そうに目線を外してコクンと頷くお兄ちゃん。「あらら、なんで怒られたとかいなね~?」そう言いながら男の子を座らせて、「大丈夫。お家に帰ったら、お母さんちゃんと待っとるよ。だけん、いっぱい遊んでニコニコで帰ろう?」そんな声をかけて、背中をトントン。男の子はすぐに落ち着いて、活動の準備を始めました。帰り際、バスベンチに様子を見に行きましたが、ホントにニコニコしていて、すっかり忘れている感じ…。
…そう言えば。数年前のことですが、朝の10:00過ぎ、一人のお母様が幼稚園に駆け込んで来られました。「朝、出がけに息子を叱っちゃったんです。泣きながら幼稚園に行ったから、気になって気になって…。一言謝りたいんです。息子を呼んでもらえませんか?」…しっかりとお母様のお話を聞いて、「大丈夫ですから」とそのまま帰っていただきました。実際、その当事者だった年長の男の子は、ケロリとしたもので、お母さんが気にしてたよ、と伝えても「うん?」と、どうでもよさそう笑。年長にもなれば、自分が悪かったこともその時の状況もよく理解できるのでしょうね。反省や後悔をしたのは、お母様も男の子も同じだったかもしれません。…それから、私も…。よくあるなぁ、そんなこと…。朝食に時間がかかり過ぎだの準備が遅いだの、忘れ物だの。娘達が家を出るが出るまで玄関先で叱りつけ…。バタンと閉まったドアの音を最後に、静まりかえった家の中には、さっきまでの自分の怒鳴り声がこだましているような気になり、「はぁ~…言い過ぎた…」と、溜息と共に反省。いやいやいやいや、やっぱり未熟者ダ。…それとも。案外どこにでもある光景だったりして?…だとしても、当の子供は、1時間もたてば、ケロリとしているようです。お母様、どうぞ、ご安心ください笑!
これは、間違いなく2011年のできごとなのですが、これ以外の記録も併せて読み返しながら、今と変わらないな~と思いました。いつの時代も子供は日々成長しますし、親は我が子が大切です。園での様子や我が子の成長に気になることはありませんか? いつでも何でもご相談くださいね。私達がいますよ~!