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くすの木幼稚園 甘やかし(関)

唐突ではありますが、

次女は、とにかく小食でした。

小学校に上がるくらいまで、

ご飯は子ども用のお茶碗に三分の一。

ハンバーグならファミレスサイズの四分の一。

朝に食パンなら四分の一が精一杯。

好きなものは、

牛乳とから揚げ。

それでも、

大量に食べることはできない。

病気でもして、食欲が落ちようものなら、

食べるものがない。

うどんもおかゆも食べやしない。

のど越しよくプリンでも…なんて思っても、ひとくちふたくちで限界。

…ふと思い出したことではありますが、

次女は、本当に『食』に悩まされた子でした。

 

生まれた時は、

3300gと、しっかりとしていました。

でも、ミルクはあまり飲んでくれず、

みるみる体重は落ちていきました。

それでも、

「離乳食が始まれば…」とか

「歩くようになって運動量が増えれば…」とか、

いろんな期待をしたのですが、

体重は一向に増えない。

いつもいつも、

幼児の平均体重を表すグラフでは、

標準をはるかに下回り、

 親指と中指で作るマルの中におさまる次女の二の腕が、

恨めしくて仕方ありませんでした。

 

だから、

食事の時間は、毎日が次女との戦い。

「少しでも食べて」

「つがれた分は食べて」

直径15cmくらいのお皿に、

主食からデザートまで簡単に収まるくらいの量を、

毎日毎日、怒られながら食べる我が子に、

とにかく、食べることは生きることの原点だからと、

必死で食べさせました。

叱り・おだて・ 怒鳴り(!)・見た目を変え、

とにかく食べて・なんとか食べて…、

少しでも大きくなって・お願い言うこと聞いて…、

毎日毎日、

思い通りにいかない『食』にイライラしていました。

結局、

簡単に食べる量が増えたわけではなく、

振り返ってみても、

当時の食事の時間は、次女にとって

決して楽しい時間ではなかったと思います。

 

ところで、

三女は、量は普通に食べるのですが、

野菜嫌いで、

いつもいつも野菜と格闘し、

食に時間のかかる子でした。

 

おかしなもので、

なんとか次女に食べさせようとする時は、

1時間でも2時間でも、普通に格闘しました。

少しでも栄養を・少しでも体力を、

そう思っていたからかもしれません。

…でも。

好き嫌いの克服に付き合う時間は…ナイ。(えぇ!?)

和物の野菜を少々食べなくったって

お味噌汁の具は食べてるし。

野菜炒めの野菜を食べなくったって、

かぼちゃは食べたし。

まぁ、いいよね。

「ちゃんと野菜も食べんか!」

そう言う主人に見つからないように、

「もういいよ」と

コッソリ残させていたのは…私です…。

 

さて、その結果。

現在小5と小3の次女と三女。

食に手がかかるのは、

当然ながら、三女です。

あんなに食べなかった次女でしたが、

少しずつ量は増え、

今では中2の長女と食べる量は変わりません。

(あ、いえ。すでに『ダイエット』なんて言葉を発するようになった

長女よりはるかに食べます☆)

時間はかかりましたが、

なんでもちゃんと食べてくれるようになりました。

…三女は、

給食の時間に大きな課題があるようで、

担任になった先生方からは、

必ず食の件でご指導をいただきます…。

家庭でも、

わずか一口の野菜に悪戦苦闘。

4歳のムスメに「残していいよ」と甘甘だった私が、

小3になったムスメには「それくらい食べなさい!」とキレ気味。

…そんな態度が、

通用するはずはないのです。

 

自分が頑張ることを放棄し、

甘やかすことで、

「思い通りにいかない」とイライラも少なかった、

三女の『食』。

今、

その『食』でつまずいているのは、

間違いなく、三女です…。

 

 

今日の、どうでもイイ小ネタ。

偉そうに『食』を語る私ですが、

納豆・レバー・ニガウリ…OUTです☆

でも、

納豆は随分食べれるようになりました!

『しそ風味』だったら食べれます。

匂いが半減するから…?

で、先日、

『完熟トマトソース風味』という納豆を発見!

納豆好きの長女が「うえぇ!?」

と言うのを横目に、

興味本位で買ってみました。

…イケル…。

これ、

『しそ風味』より美味しいと思います!!

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