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くすの木幼稚園 娘の嘘(吉鹿)

道端の紫陽花が可哀想になるくらい

お天気が続きますね。

とうとう梅雨入りの最も遅かった6月22日を

更新してしまいました。

本当にこの気候…心配です。

 

さて、今回は長女(小2)の話。

少し前に、

学校に持って行っている筆箱が変わっている事に

気付きました。

ランドセルの中をこまめにチェック…何て事をしないので

いつからなのかも気付かなかったのですが…。

 

買い替えた記憶がないので、

「その筆箱どうしたと?」と聞くと、

義兄に買ってもらった本の付録に付いていたそうで。

「そんなおもちゃみたいなやつ持って行ったらダメでしょ。」

「いいとよ。先生何も言ってないもん。」

 

そして最近、またその筆箱が目に入り、

とても綺麗な状態ではなかったので

(付録というくらいなので簡単なつくりなんですよね…)

「ちゃんとした前のやつに戻したら?

だいたい今どこにあると?持っておいで。」

と言うと、

「んー…。」

と、持ってくるのを少し渋りました。

(ん?何か様子が変だぞ。)

 

「早く持って来てって!」

と少しイライラすると、

何とシクシク泣き出しました。

 

「だって…、お友達にペン貸したら

落書きされたっちゃもん。」

 

え?筆箱にペンで落書き?

何て書かれたの?

何でその時に言わないの?

我慢してるの?

心配な事がグルグルと頭を回りました。

 

「え?誰がそんな事すると?」

「名前は分からないけど…」

 

いや、それはないでしょ。

クラスメイトでしょ?

怪しい…

 

「とりあえず持っておいで!」

筆箱には、確かに黒の油性ペンで

表にも裏にも側面にも文字が書いてありました。

でも、自分の名前もでかでかと書いてあって

どう見ても娘の字。

 

「あんたの字にしか見えんけど。」

「誰が書いたって!?」

「自分で汚くしとって、何がお友達にされたよ!」

「しかも、気に入らんくなったけんって、

すぐ次の物に替えてから!!」

 

怒りがおさまりませんでした。

物を大切にしない事

心配させるような嘘をついた事

自分のやった事を人のせいにした事

 

こういう事があると色々心配になりました。

小2でそんな嘘つく?

友達にちゃんと優しくできているのかな。

卑怯な事してないかな。

 

でも、園長先生もよく言われますが

子どもは天使じゃない(笑)

ずるい事もするし嘘もつく。

 

そこをちゃーんと見極めて、

子どもに振り回されず、

必要な時にビシッと教えたいものです。

 

あの時の娘の涙は

ただ自分のやった事に対して

嘘をついた事に対して

私に怒られる事が分かったから。

自分を守りたかっただけですね。

 

まだまだ一つひとつの出来事に

オロオロしている私ですが、

子どもが本当に困っている時も

嘘をついている時も

ちゃんと気付ける親でありたいものです。

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