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くすの木学童塾 スマホさえあれば…?

冬休みは、いかがお過ごしでしたでしょうか。12月は体調を崩す子が多く、なかなか全員揃わずに少し寂しかったです。みんな元気に、新しい年を迎えることができたことと思います。

 私が子供の頃は、父や母の実家に行き、いとこ達とワイワイ遊んでいました。外でバドミントンをしたり、ボードゲームやトランプをしたり。ちょっと飽きてきたら炬燵に入ってテレビを観る…。お年玉をもらい、近況報告をする、毎年変わりばえのないお正月の過ごし方でしたが楽しみでもありました。

 冬休みに、次女と二人でランチに行った時のことです。私達は、適当にしゃべったり、お互いの料理の味見をしたりスマホの写真を見せ合ったりしていました。その時、向かいに中学生くらいの女の子とお母さんが座り、私はその親子が気になってしょうがなかったのです。二人とも来てから帰るまで自分のスマホしか見ていなくて、美味しそうなスイーツが来ても一言もしゃべっていませんでした。「見て見て!あの親子!」と興味津々の私に「見らんどき」となだめる次女。…普通ではないですよね、いや、今は普通なのでしょうか。子供達はスマホさえあれは満たされているのでしょうか。確かに便利なので、私も沢山の機能を使い、友人との連絡にも大いに役立てています。でも、便利さと引き換えに失われてしまったものの方に目が行ってしまいます。顔を見て話すことや、そこで相手がどんな気持ちなんだろうと考えること。自分のしたいことだけでなく、相手にも合わせようと考えること…。子供のうちからここまでスマホ漬けでは、先が思いやられます。一方的な画面からは得られない物を大切にして欲しいと思ったのでした。

時代遅れと言われようとも、大切なことをしっかり教え、子供達の持つ可能性や豊かな想像力、競争心やチャレンジ精神を引き出していくために、今年も頑張ります!

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