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くすの木学童塾 目標に向かって…

 くすの木学童塾の一番大きな理念は、《くすの木学童塾の掟》を身につけることです。くすの木幼稚園時代同様、『心を育てたい』ことは変わりません。毎日、そろばんや漢字などの学習を続けていますが、よのなかのルールのような話をすることも欠かさないようにしています。子ども達には幸せになって欲しい。そのためには、自分の力で幸せをつかめるような自立した大人になってもらいたいといつも思っています。

 

そのためにも、短い学童塾の時間の中できることとして、

〇『自学自習の習慣をつけ、基礎学力の向上を図り、「考える力」を向上させる』

〇『目標に向かって努力できる子どもにする』

この二つを目的とし、日々教えています。

そして、この目的のために子ども達は同じ方向を向いて頑張っています。その同じ方向というのは、珠算・暗算検定、算数検定、漢字検定の合格です。

 毎日、小学校で四十五分間の授業を五、六時間受け、その後も学童塾で宿題、学習…。ただ来て学習するだけでは、モチベーションも保てないと思います。そこで必要なのが、子ども達が全員で同じ目標に向かうことです。そして、卒塾までに、最も栄誉あるもの!は、《レジェンド》になることです。

レジェンドの定義は、

〇珠算・暗算三級以上取得

〇漢字検定六級以上(五年生配当漢字)取得

〇練習帳D(四年生の学習)全て終了

今のところ、この三つです。これからもレジェンド級のことを成し遂げることができたら増やしていきたいです!

 

 しかし、そろばんや漢字の習得、その他の学習に関しても、それぞれ得手不得手もあり、かかる時間も違って当然です。でも、そこで、「レジェンドなんてなれないから」と、あきらめてしまうのは絶対にして欲しくはありません。それぞれが、今の自分にできることを、今日の自分にできることを、目の前のことを一生懸命取り組んで頑張って欲しいと思っています。

 

 学童塾では、同級生も異年齢もみんな友達でもあり、ライバルでもあります。「○○ちゃんに絶対追いつかれないようにする!」と口に出し必死になる子もいれば、黙って視線を送りながら頑張っている子もいます。そんな競争心が一番力を発揮します。

 また、三年生になると、ライバルだけでなく自分と向き合い、目標を明確に立てることを実践させています。それが、『目標クリアカード』です。二週間という期間を明確に設定し、その日までにやり遂げることを決め、立てた目標に向かって日々の学習を進めていきます。それをよく見える机の端に貼っています。

 

二週間のうち、学童塾でそろばんをできるのは〇日で、毎日〇ページ進めることができるから、二週間後は〇〇ページまで、という感じです。また、次に受ける検定の日から逆算していくことも考えながら目標を設定し、必ず一緒に確認しています。始めのうちは、かなり無謀だったり、すぐに達成できるような設定だったりということもありましたが、だんだん自分の力量も分かってきたようです。クリア日の五時半ギリギリまで、帰る時間が迫っても、クリア目指して頑張る姿も見られます。なかなかガッツがあるなぁと感心しながら見ていますが、クリアできず…ということも多いです。目標設定は、『頑張って』達成できるところにさせています。楽に達成できるものでは意味がありませんし、達成の喜びは、頑張った先にしかないからです。

さあ、三年生は残り二回の珠算暗算検定で自分の目標を達成できるか…楽しみです。

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