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くすの木学童塾 持って帰りまぁす!

新メンバーでの学童塾がスタートして、一ヶ月が過ぎました。初めは不安そうにしていた一年生も、表情が和らぎ、遊びも勉強も積極的になってきました。二、三年生が張り切って教えてあげているので、びっくりするほど頑張っています!

 学童塾では、生き物を飼うことが多く、今は、カタツムリとカブトムシ(幼虫)、カナヘビとザリガニがいます。下校途中に拾ってきたカタツムリがどんどん増え、最近になってたくさんの卵を産みました。赤ちゃんカタツムリが出てくる日を楽しみに待っていることころです。また、先日は冬の間に持って来てくれていたカマキリの卵からたくさんの赤ちゃんが誕生し、みんなで触った後、園庭に放しました。

 私が生き物大好きなのもありますが、学童塾の子供達には、たくさんの生き物に触れる経験をして欲しいと思っています。苦手な子は勇気を出して触ってみることも挑戦の一つです。交代で当番がお世話をすることにもなっています。先日、初めてカナヘビを触った一年生が「心臓がドキドキしてる」と言っていました。生き物に触れると命を感じることができます。また、嚙みつかれたりフンをされたりすることもあります。そんなことを通して、五感をフル回転させながら、命を大切にすることを覚えて欲しいと思っています。

 

 さて、学習の方も流れをつかんできたようです。きっと、一人で家庭学習をしていても、そうはかどらない事も、ライバルでもあり仲間でもある子供達が周りいるお陰で、ヤル気が出ている様です。そろばんの時間が終わっても「そろばん続けます!」「ノート持って帰ります!」の声が、競争しているかのように飛び交っています。持って帰っても、して来ない子もいますが、「持ち帰ってやるゾ!」というその気持ちが出て来ただけでも進歩です。そろばんを触るのが初めてだった子達も、今ではパチパチはじけるようになりました。そろばんを進めていると、当然どんどん難しくなります。続けていくと、何度か壁にぶち当たることもあるでしょう。「私がそろばんを教えてあげられなくて…」と言われる親御さんもいらっしゃいますが、全く問題ありません。「そんな難しいことができるようになったんだね。すごいね!」と励まして、背中を押してもらえるだけで十分です。今は、そうやって見守っていただきたいと思います。自分からやろうとする気持ちが、一番伸びる秘訣です。焦らず、一緒に子供達を応援していきましょう!

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