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くすの木学童塾 『自信』は努力で作られる

「勉強は、できた方がいい」。

親心として、少なからずあると思います。一番の理由は、将来何をして生きていくかを考えた時に、選択肢が増えるからではないでしょうか。いろんな分野の勉強をすることで、たとえ第一希望が叶わなかったとしても、他に選択肢がある、というのは強みになると思います。

また、勉強ができるというのは、生まれつきの天才?や記憶力や暗記力が人並外れている場合を除いては、必ず『努力』が必要です。その努力を教える為にもなるのです。

繰り返し学習することや、間違えたところの復習をすることは、楽しいものではありません。でも、そうやって苦手な事もできるまで繰り返すことが『努力』です。くすの木学童塾でも、努力の大切さを教えています。そう言うと、努力とは苦しいもののように思われますが、子供は、本当に苦しかったら続けていけないと思います。

 学童塾でも毎日、繰り返しや間違えたところの復習をしています。子供達は、自分の目の前にある課題に向かって、黙々と頑張っています。恐らく、努力をしている意識はないと思います。きっと頭の中では一人ひとり様々なことを考えながら取り組んでいることでしょう。

 

「同じノートをしている○○君には負けたくない」

「早くこのノートを終わらせて新しいものが欲しい」

「ポイントをためてガチャガチャが引きたい」

「次の検定は絶対合格して、レジェンドになりたい」

 

それぞれ、色んな想いを抱いているのが分かります。

しかし、一年生はまだこの先に何があるのかが分かっていないので、なかなか進まない場合もあります。これからだんだんわかってくるでしょう。

学童塾では、毎日の学習の中で、ノートが終わった、検定に合格した、などの節目の時に頑張りを認めるようにしています。

「ちゃんと間違い直しをしてたもんね」

「いつも朝勉で頑張ってるからよく分かるようになったね」

また、毎日の積み重ねで字が綺麗になったことや計算が速くなったことなど、プロセスを褒めるようにしています。

「頑張ったら褒められたし、できるようになった。これが努力なんだ!」

と、実感できれば自信にもつながります。そうやって努力を重ね、伸びていった子供をたくさん見てきました。そして、勉強が好きになってくれるのが一番ですが…。でも、必ずしも『勉強』という言葉でなくても

「知ることが楽しい」

「分かるようになることが嬉しい」

と、思えるようになれば、きっと意欲がわいてくると思います。

 

 頑張り始めるきっかけは、本当に人それぞれです。自分で気づける子もいますが、なかなか自分から進まない子もいますので、大人がきっかけ作りをしてあげることも大切です。そのためには、日頃の子供の様子や変化に気づいてあげることです。教師が知らないことや、逆に家庭では気づけないこともあると思います。今月は、個人懇談を行いますので、家庭と学童塾両方で、子供達の可能性を伸ばしていきましょう。

 

 子どもにとっての『自信』は、これから先の人生の大きな力になります。でも、その自信は、信頼関係や安心感の下でついていくものです。安心できる場所であり、信頼できる大人や友達が周りにいるという環境が大切です。子供達の小さなもめごとは多少ありますが、それはまた成長の為の肥しになると捉えましょう。

 くすの木学童塾が、子供達にとって安心して持っている力を発揮できる場所になるように、これからも頑張っていきます!

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