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くすの木学童塾 打たれ強い子供になる!

五月から六月にかけて、春日市内の小学校5校に行き、一年生の参観をさせていただきました。春日市内には小学校が12校あり、数は充実していると思います。小学校の先生方に子供達の現状を教えていただき、意見交換をすることもできました。公立とは言え、それぞれのカラーがあり、小学校の考えは様々です。卒園児の様子を見るということも目的の一つでしたが、入学して三ヶ月、同じ幼稚園を卒園したのにこれほど小学校の違いがあり、子どもの姿が違うとは思いませんでした。

 

 ある小学校でとても素晴らしい先生に出会いました。そのクラスは、担任の先生の話を目を輝かせて聞き、積極的に挙手もしています。驚いたのは、みんな背筋をピンッと伸ばし、姿勢が保てていることでした。乱れていても先生の声掛け一つでサッと直す。意見は言い合うけれど私語はほとんどありません。厳しい先生かと思えばそうではなく、答えが合っていたらみんなで「ナ~イス!」といって全身を使って表現し、先生も満面の笑みでとても楽しそうでした。授業が終わった途端、遊びへの切り替えも見事!これこそ、まさに【けじめのあるクラス経営】だと思いました。

残念ながら、すべての小学校がそうというわけではなく、年長の頃の方が姿勢よく聞けていたな~と思う学校もありました。授業態度が悪い子どもに対しての先生の対応も、学校によって全く違います。色々な幼稚園や保育園から集まってきた子供達ですので、入学前に受けてきた保育が違い、学校側も大変なのは分かりますが、出会う先生によって全く姿が変わることを目の当たりにしました。

 

また、そのけじめのあるクラス経営をされている先生は、【打たれ弱い子ども】が一番困る、と仰っていました。打たれ弱い子どもは、自分をしっかり持てずに流されやすく、少し注意しただけで泣いたりもします。学習以前に、集団生活で学ぶべきことが身に付きません。集団の中では規律があり、協調性をもって生活しなくてはいけません。そして、注意を受けた時は素直に聞くこともとても大切です。

日頃から子どもの言うことを聞き過ぎてしまっていると、集団の中では通用しないことが出てきます。そして、ビシッと叱られたことのない子どもは、泣いたり逃げたり、ということになってしまいます。どんな先生やクラスに出会おうとも、《くすの木学童塾の掟》にあるようなことを自分で考え行動できる、そんな子供になって欲しいと思います。

人に迷惑や心配をかけない事、自分の思っていることを自分で伝える事など、いつも学童塾でも話しています。そしてたまに落ちる私のカミナリも素直に受け止めています笑。これからも、心身ともに【打たれ強い】子供達であって欲しいと思います!

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