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くすの木学童塾 伸びる子供の共通点

くすの木学童塾は、今年で13年目になります。学童塾を始めた2010年に一年生だった子達は、今は大学二年生になりました。卒塾しても、どんな学生生活を送っているのか知りたいと思い、できる限り追跡調査しています。と言っても、卒業式や入学式には幼稚園に顔出してね!と言うくらいですが…。いつか、卒塾生の同窓会を開くのが夢です!

 学童塾では、幼稚園で3、4年しっかり『くすっ子』を叩き込まれた子供達をお預かりし、『くすの木学童塾の掟』を引き続き伝えることを目的としています。

 さらに、『塾』としての役割を果たすために、毎日の学習で目標を持たせ、達成感を味わい、さらに次の目標へと挑戦する。そんな毎日の経験が、卒塾してからの学習やそれ以外の学校活動の中でも発揮できるように三年間でしっかり身につけさせたいと思っています。

 しかし、子供の成長は、学習意欲や学習の習得の早さや記憶力など、一人ひとり違います。勿論違って当然です。

 そこで、それぞれが目の前のことに一生懸命取り組めるよう、その子に合ったプリントやテキスト、時にはテスト内容も変えて、できることに取り組めるようにしています。

 ところが、みんなが自分のできる内容の物に取り組んでいる中で、メキメキ伸びる子がでてきます。一年生で入塾した頃はみんな同じものから始めていくのですが、メキメキ進み始めるのです。3年間、ずっと同じように伸び続けるかと言うと、勿論そうとは限らず、壁にぶつかったり、なかなか先に進めなかったりすることはあります。でも、13年見てきて、目の前の壁を乗り越えながら、伸びてきた子…その子達には共通点があることに気づきました。

伸びる子の共通点、それは簡単に言えば、【復習(振り返り)】ができるかどうか、です。復習ややり直しは、決して楽しいことではありません。でも、それを頑張ることができるかどうかで変わってくるのです。

子供にとって、勉強が全てではありません。勉強以外にも、意欲的に行動することや挑戦すること、思いやりの心を持つことなど、大切なことはたくさんあります。でも、子供達を見てきて思うことは、勉強で頑張れる子は、他の事にも頑張ることができる、ということです。そして、卒塾後も、イキイキと学校生活を送っているのです。勉強が『できる』ではなく、『頑張ることができる』というのがポイントです。

意欲的に進めようとする子はたくさんいます。どんどん先に進みたい、もっと難しいことをしたい、と頑張る子。友達の方が進んでいるからと追いつこうと頑張る子。次の検定で満点がとりたいと燃えている子。本当に頑張る子が多いです。しかし、それから先伸びていくかどうかは、【復習】が自分でできるかによって変わってきます。間違ったところをすぐにやり直ししたり、分かるまで試行錯誤しながら考え抜いたりができるかどうかです。

三年生が先月から始めた【目標クリアカード】は、二週間先の同じ曜日までに、具体的にどのページ(どの回、どの文字など)まで進むか目標を立て、クリアできるように取り組みます。もちろん、やり直しなど含めてのページ数です。まだ始めたばかりで、目標が高すぎたり低すぎたりしていますが、だんだん自分の力量に頑張れる量をプラスして考えられるようになって欲しいと思っています。無理なくクリアできるような低~い目標の子には、頑張ってクリアできるくらいの目標が立てられるようにじわじわお尻を叩いていきたいと思います笑。今月は二つの検定があります。合格の達成感からさらに自信をつけていって欲しいです!

 

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