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くすの木学童塾 やんちゃOK!

気づけばもう師走。毎年、すごいスピードで一年が流れていきます。子どもの頃は「することないな~」なんて考えることもあったくらい、時間がゆっくりと流れていた気がします。 

 新しい一年生を迎えてからもう8ヶ月経ち、宿題やおやつ、時間の使い方など学童塾での生活にもすっかり慣れた様子です。遊びはもちろん、学童のルールについても上級生が教えてくれ、とても助かっています。

 私がいつも子ども達に伝えているのは「けじめをつける」ということ。幼稚園の頃からの習慣とご家庭のしつけのおかげで、ほとんど口うるさく言う必要がありません。少し騒いでいても、学習の始まる4時が近づいてくると、各々、お茶を飲んだり、トイレに行ったり、遊んでいたのを片づけたり、準備をしたりして学習モードに切り替わります。4時きっかりには、机上にマス計算のプリントと鉛筆の準備をし、きちんと座っています。本当に子どもってすごいなあと思います。とは言うものの、時には4時過ぎても、ざわざわしていることもあります。そんな時は、時間ギリギリまで楽しく遊んでいいけれど、決められた時間を守ること、「メリハリ」をつけることを話しています。本当に『つ』の付くうちの年齢は、素直に話を聞いてくれます。そして素直に受け止め、吸収してくれるので、なんて可愛いんだ思うことがたくさんあります。だからこそ、今のうちに色々なことを伝えたくて、ついつい話が長くなることも…。

 そう感じる半面、昔で言ういわゆる『ガキ大将』

的な、やんちゃな子どもが少なくなって残念にも思います。くすの木学童塾も十年目になりますが、始めの頃(今の高1~中1くらい)は、私も子どもに負けじとエキサイトするようなこともあったのですが、今はほとんどありません。ちゃんと話を聞いてくれて、約束を守ってくれる。『いい子』達だなあと思います。『いい子』が悪いとは決して思っていませんが、本来子どもって、いたずらをしたり、いつも動いていたり、エネルギーが溢れている…そんな感じではなかったかな?遊びも多様化し、あまり動かなくても手近なところに楽しいことがたくさんある世の中。ちょっとした『冒険』なんて、したことのない子がたくさんいるのではないでしょうか。社会が変わってきて、仕方がない部分もありますが、画面を見るばかりにならず、やはり自然の中で遊ぶ機会も作っていただきたいと思います。子どものうちにしか感じられない何かが見つかるかもしれませんよ。子どもと一緒に遊べるのも十年ほどです。たくさん、遊ぶ経験をさせてくださいね!

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