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くすの木学童塾 シンプルに、何度も

白水奈々子

ご存じの通り、学童塾には、NGワードが複数存在します。『メンドクサイ』に始まり、『最悪』『キモイ』『ウザい』『無理』、それから『え~~!』という否定的な悲鳴。それを言いそうになると、子ども達が自ら『お~~!』に変換します。これらの言葉は、子ども達に言って欲しくないのと同時に、耳からも入れて欲しくないのです。人間の体は食べ物で作られているのと同様、思考も耳から入ってくる言葉で作られています。ですので、できるだけマイナス言葉や聞いて不快になる言葉は使わない。その代わりに素晴らしい行動や発言には皆で拍手を送り、間違った答えを言ってくれた時には「ありがとう」と皆で伝えるようにしています。

 これらのことは、学童塾に毎日来る子どもたちには、自然とインプットされていきます。上級生が手本を見せてくれ、私の代わりに年下の子ども達へ伝えてくれているので、とても助かっています。そして、それらを浸透させるために私が意識していることは、分かりやすくシンプルに、何度でも伝えることです。家庭で、思春期くらいの子どもに何度も同じことを言っていたら、「うるさい!分かっとー!」と言われそうですが、まだ、この『つ』の付くうちの年齢の子は素直に聞いてくれます。同じことを何度も聞くのが嬉しいようにも感じます。

 子どもが小さな頃、何度も同じ本を読み聞かせていましたよね。それは「このページの次には、アレが出てくるんだよな♪」という分かりきったことを期待する楽しさだったと思います。私が何度も同じことを伝える時も、「それ知ってる」「ちゃんと覚えてるよ」という感覚で聞いてくれているのを感じます。今、小学生としての自立をしているこの時期に伝えたいことはたくさんありますが、大切なことはシンプルに、そして時には理屈抜きに教えるようにしています。弱い者いじめ、ずるいことなどをした時には『お天道様がいつも見ているからね』で、大抵のことはおさまります。『お天道様』は善悪の基準だと何となく感じてもらえていると思います。

 また、『言ってはいけない(してはいけない)4文字』も存在していて、「それはあの4文字じゃないのかな?」で通じます。それは〈わがまま〉の時もあれば〈言いわけ〉の時もあり、〈しんぱい〉や〈めいわく〉をかけないようにと伝えることもあります。いずれにしても、大人が基準を示し、子どもに自分で考えさせることが大切だと思います。それが楽しく身についてくれることを期待して、これからも繰り返し言い続けていきます!

 

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