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子育て Vol.2|~元気な体をつくる「言葉」のチカラ~

白水奈々子

『食』についてのアドバイス…。
我が子の子育て中、人並みに(?)「野菜を食べない」「じっとしていない」「時間がかかる」…などの悩みはありましたが、実は『食』についてはあまり悩まずすんだ方なのかもしれまん。と言うのも、『食』以外に悩まされることがあまりにも多すぎて…三者三様に悩まされた内容は、これから小出しにしていきますね(笑)。

実はワタクシ、健康優良児でした。
幼稚園の頃、パンツ一枚で前から横から後ろから撮られた白黒写真があります(年代バレますね…)。物心ついた時から好き嫌いはなく、何でも食べてスクスク大きくなりました。母からはいも、「アンタは、出されたもの何でも食べるけんえらいよね、体も強くて病気もせんし」と、言われていたのを覚えています。

当時、幼稚園や学校から帰っての私のおやつは、おばあちゃんにもらう昆布や海苔や豆、梅干し…。でもそれくらいじゃあお腹いっぱいにならない。いつも外で遊んでいたので、ご飯の時にはお腹はペコペコ。よく食べ、よく育っていた私「へ~、私って体が強いんだ」と思ってず~っと過ごしてきました。たまに具合が悪くなっても、「私、体強いけんすぐ治る」と、当然思い込んでいました。

でも、大人になって気づいたのです。実は、母の言葉が私をつくっていたことに。それに気づくきっかけは、自分が子育てをするようになってから。ふがいない我が子に「アンタは何かあったらすぐお腹が痛くなるもんね」など言おうものなら本当に、ここぞ、という時にお腹が痛くなる…。あ~、この子って私の言葉でつくられているんだと、気づいたのです。そして逆に、私の体の強さ、好き嫌いのなさは、母に言われ続けた言葉のおかげなのだと。

それからというもの、我が子がちょっと具合悪いと言えば、「アンタは体力あるし、大丈夫よ、すぐ治る!」と暗示をかけています(笑)。中2の娘は今、部活でしごかれています。本人にとっては理不尽な事も多々あり。当然グチは出る、機嫌悪い。でも、「そんなに走らせてもらって、体力つくけん、いいね~」と私に言われ、娘はそう思うしかない…!?

10年間のラグビー生活で生傷が絶えたことのない息子には、「アンタは、痛みに強いもんね!」と言い続けてきました。たしかに、どんな怪我でもほとんど涙は見せませんでした。そんな息子に最近またその言葉を言ったところ、「あのね、俺だって人並みに痛みは感じてるとよ。我慢しとうだけ」…そうだよね、気づいていたか、息子よ(笑)。

時々、「この子はこんな時、決まって体に異変が出る」とか「これ以上大きい声は出ない」とか、「これは苦手なので、無理です」とか我が子のことは全て分かっているがゆえに、先回りして言われる方がいらっしゃいます。でも、それは心にとどめて決して子どもの前では言わないようにして下さいね。できることもできなくなるし、子どもは必ずそう育ってしまいます。口から出す言葉、耳に入ってくる言葉で気持ちはつくられるし、行動は変わってきます。

私が担任をしている学童塾ではNGワードがいくつかあります。

×『メンドクサイ』…そもそも勉強は面倒なことの繰り返し!

×『サイアク』…本当に最悪な状況なんて、そうそう起こらないでしょ!

×『キモイ・ウザイ』…単に、その言葉、聞きたくない!!

気持ちが下がるような言葉を使って欲しくないし、周りのみんなの耳にも入れたくないのです。

そんな学童塾の子ども達、最近「この宿題ってメンチカツよね~」と言葉を換えて言い合っています…。それは、おもしろいからヨシ!としよう…(笑)。

森の木幼稚園・くすの木学童塾 白水 奈々子

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