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くすの木学童塾 「やってみよう!」から始めよう!

 暑かった夏休みが終わりました。夏休みの最後の日に一番楽しかったことをみんなに聞くと、それぞれ楽しい想い出話をしてくれました。

 その中でも何人かが『学童塾キャンプ』をあげてくれました。キャンプの後、一番楽しかったことをみんなに聞くと、一番は「川遊び」でした。川遊びでは、全員「飛び込み」をします。さほど高いところからではないのですが、初めてだと勇気がいるようで、なかなか飛び込めない子もいました。「草スキー」も同様です。簡単に滑る子もいれば怖くて泣いてしまう子もいます。それでも大事なのは、「やってみよう!」の気持ちです。怖い、溺れるかも、転んで怪我するかも…色んなことが頭を駆け巡っても、その気持ちに打ち勝ってやってみる。すると、そこから世界が広がるのです。逆にやってみないと世界は広がらない、知らないままで過ごすことになります。例えひっくり返ってしまっても、少しくらい怪我をしても、やってみたけど怖かったと泣いてしまっても挑戦したことに違いはありません。

 子供達の感想でも、「去年は怖かったけど今年はたくさんできるようになりました」という子もいました。学童塾キャンプでは、そんなチャレンジをするきっかけにして欲しいのです。もちろん、自分のことは自分でする、働かざる者食うべからず、ということも大切ですが、親元を離れて自然の中で過ごすのですから「やってみよう!」が一番です。初めての事は、どんな小さなことでも躊躇するものです。でもそれを突破する経験が自信につながり、自主性や積極性が育ちます。失敗してもいい、失敗は怖くないという話はいつもしていますが、実際はなかなか怖いものです。この夏の経験をきっかけに「やってみよう!」を増やしていってください。

 今の子供達は、良くも悪くも周りの大人達から守られています。ある程度放っておかれていた私の子ども時代には、コッソリ色んなことをやってみていました。そこで覚えた、いいこと、悪いこと…それらは言われてやったのではなく、自分の意志でやってきたことなので、鮮明に覚えています。冒険が過ぎて、親だけでなく近所のおじさんに怒られたこともあります。また、逆に子供の頃怖くてできなかったことは、その後も苦手意識があって、なかなか挑戦できませんでした。大人になってからでは、なかなかチャンスがないことも子供の今だからこそ、克服できることが沢山あります。もしやらなくて後悔していることがあれば、大人も子供と一緒に「やってみよう!」

 

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