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子育て Vol.50『ゲームとスマホの話』

 森の木幼稚園・くすの木学童塾  白水 奈々子 
 

 この、『迷子の子育て ~我が子へのザンゲ~ 』も50回目となりました。私達の愚痴や反省、全くうまくいかない子育ての話にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。この記念すべき?50回目に何のお話にしようかと悩みましたが…我が家で貫いてきた決め事について書くことにします。

 

 私が子育てを始めたのは25年前。近年子ども達を取り巻く環境の変化は速く、色々なことが物凄いスピードで変わってきました。もし今、子育てをしていたら貫くことができなかったかもしれませんが、と前置きをしておくことにします…。
 
 ゲームの話。私も夫も、TVゲームが出始めた世代ですが、家には買ってもらえず、するとしたら友達の家。簡単に言えば、恥ずかしながらゲームがほとんどできません。
 しかし、親になり子ども達がゲームをしたい年頃になると、やはり「欲しい」と言ってきたことがあります。もともと買うつもりはなかったので、「うちは、ゲームは買わないよ」と言っていました。目が悪くなること、依存性があることは分かっていたので、ただ単にそうなって欲しくなかったからです。きっと買い与えたら、ゲームばかりする我が子に腹を立て、怒鳴り散らすことになるだろうと思っていました。長女はそこまで言ってきませんでしたが、長男の時には何度かかわいそうな場面に遭遇しました。
 うちに息子の友達が数人やってきたときのことです。玄関に入ってきたものの、そこで何やら話しています。どうやら2、3人のゲームを手に持った友達と、「オマエんちゲームないとや~?!」などと話しています。そして、その後うちに上がることなく、そのまま帰っていきました。そこには取り残された息子が一人。さすがにかわいそうでしたが、「みんなが持っているから」「かわいそうだから」という理由で買ってあげるつもりは到底ありません。また、別の日には部屋で静かに遊んでいるな~と思って見に行ったら、友達はみんなそれぞれにゲーム機を手にし、手持ちぶさたの息子はマンガでも読むしかない、という場面もありました。(そんな時は「外に遊びに行きなさ~い!」と部屋から追い出していましたが笑)
 何度か少し寂しそうにしていることもありましたが、その度に父親が、「ゲームがないなら遊ばんっていう友達は本当の友達とは言えん!本当に一緒にいて楽しい友達と遊べばいい。」と言って聞かせていました。本当にゲームがしたくてたまらないのは小学生の数年?ではないでしょうか。そこを乗り切ればもう、ゲームがしたいとか、欲しいとか言いませんでした。
 たまに、お父様方で、自分は子どもの頃ゲームをさせてもらえなかったから買い与えたという話を聞きます。親子の時間を一緒に楽しむのはいい事だと思いますが、それが毎日になったり時間を守れなかったりすると、結局子どもに弊害が出てきます。買い与えるのであれば、(サンタさんも同じく!)買った大人が約束を守らせる責任があります。ゲーム自体は『悪』ではありませんが、使い方によってはそうなり兼ねないのです。

 スマホの話。「中学校を卒業するまでは買わない」と、長女の時に約束しました。こちらも依存性が高いことは分かっていますので、できるだけ持たせたくはありませんでした。次女の頃になるとLINEも主流になり友達同士でグループを作ったりしていたようですが、中学卒業までは我慢させました。というのも、まだ中学生は自己管理ができる年齢とは言えないからです。高校生になったら「もう、自己管理ができる年齢だからね!」と言って渡しました。それでも、結局はガミガミ言うことが多々ありました…。
 
 スマホは、今、大人の私達にとっても、なくてはならない生活必需品になっています。便利さやコミュニケーションツールとして手放せない物ではありますが、それをいつ子どもに与えるのか、十分話し合って欲しいと思います。子育て中も動画を見せたりして使うことがあると思いますが、依存性が高いことは忘れないでください。自分の見たいものがいつでも見られる、欲求が満たされる、その状況に慣れてしまうと我慢ができなくなってしまいます。

 「子どもがかわいそうだから」「子どもが嫌がるから」「みんなが持ってるから」という理由で何かを決めるのではなく、そこにある親の考えを子どもに話した上で決めると、子どももきっと分かってくれます。いや、分からせられなければいけないと思います!
 我が家が貫いてきたのは、ゲームやスマホの依存性だけではなく、『子どもの言いなりにはならん!』という想いの方が強かったような気がします。

 子育てに手間がかかるのは、長い人生の中でほんの数年です。出かけたり、一緒に遊んだりできるのも同様です。今は大変だと思いますが、たくさん触れ合い、たくさん会話をして子育てを楽しんでくださいね!

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