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子育て Vol.12|~親としての決心~

白水奈々子

我が家の大学1年生のムスコが、年末年始に帰省しました。娘二人と過ごす日々に久しぶりに異星人(長男)の侵入。『男の子=異星人=違う生き物』。そう思えるようになってからは、本当に男の子の生態がオモシロくて仕方がないです。もともとよくわからない生き物だったので、観察を繰り返していたせいか、今では考えていることが大体わかるようになりました。

息子は大学の寮に入っていますので、年に数回、衣類の他にパックご飯やレトルト食品、ジュースやお菓子を送っています。先日、箱が大きすぎたので、余った空間にお菓子をたくさん詰めて送りました。すると、着いたという連絡とともに、「送ってきたお菓子、昨日自分で買ったやつとほとんど同じやったよ!」とのこと。ポテトチップスの味やチョコレート菓子など、全く同じものだったらしく、笑ってしまいました。その時思いました…母親って、異性である息子が心配で色々知ろうとする生き物なんじゃないかって。現に、娘たちの好きなお菓子、よく知りません…。ゴメンナサイ。決して、差別しているつもりではないです!けれど、厳しく接してきたつもりの私でも自覚するほど、母親は男の子が知りたい(=カワイイ♡)のかもしれません。だからこそ!あえて、厳しく突き放すことも大事。いつまでも甘ったれの男子を世の中に輩出するかしないかは、母親の手にかかっている…のです!(笑)

さて、話は長女に変わります。まさに家庭内のトラブルメーカーでした。すぐ下に異星人が生まれ、我慢させることも多かったからでしょう。とにかく泣きわめく子どもでした。そんな時は、逆効果と分かっていても、私も負けじと大声で怒鳴っていました。学校でもよく泣いていたようで、1年生の時は、泣きすぎて帰れなくなった娘を連れて、担任の先生が自宅まで送って来てくださったことも一度ではありません。3年生になっても、「昼休み、一人で寂しそうにしています」「一人で泣いていました」と電話をいただくことがありました。学校でどんな様子なのか、心配でした。だけど、今よりこの先このまま育つことの方が、ずっと心配でした。そんなトラブルがたくさんあったからこそ決心ができました。

『私がこの子を強くする!』

「子どもの世界、そんなこともあります。それくらいのことで電話してもらわなくていいですよっ!」と、教師になりたての1年目の女性の先生に言い放ち、戸惑わせてしまったことは反省してマス。でも、どこにいても私が駆けつけることなんて不可能です。先生だっていつも側にいるわけではありません。子ども自身を強くする他ないと思い、それからは「一人になっても気にするな!」「ちょっとしたことで泣くな!」と言ってきました。これは、三人に共通して言ってきたことですが、長女が一番動じず、強くなりました。(とは言え、中学に入っても色んなトラブルがありましたが…)今でも変わらず、母とハタチを過ぎた娘との大声の出し合いがありますが、私よりも早口でまくし立てるので脅威を感じています…(笑)

トラブルは越えれば越えるほど強くなっていくものです。今、目の前の我が子がかわいそうだから、困っているからと手を差し伸べるのは簡単です。でも、小さい頃から、小さなトラブルやうまくいかない経験を越えさせていくことが、その子の強さに繋がっていきます。強さを持ってこそ、他人に対しての思いやりや優しさも生まれてくるのではないでしょうか。

こうして我が家の強くなりすぎた長女とそれに絶対服従の長男。そして、二人を冷ややかに観察し、うまくかわしていこうとしてバレて怒鳴られる次女。私もまだまだ立派な母親とは言えませんが、子どもがいくつになっても、悩み事があっても、子育てってナカナカ楽しい!

森の木幼稚園・くすの木学童塾  白水奈々子

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