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くすの木学童塾 はじめが肝心

緊張した様子だった一年生も、毎日の学童塾の流れにずいぶん慣れて表情も和らいできました。勉強の分からないところや学習方法を教えて、それを習得させるのはもちろんなのですが、学童塾でのルールや小学生としてのマナーなどそれ以前に大切なことを今は教えています。

学童塾には『掟』があり、それを基に話しています。『くすっ子』と同様なのですが、小学生になると、その中身をしっかり理解し、実際に行動できるようにしていきます。学童塾にはルールがいくつかありますが、掟の中で「約束を守り、嘘はつきません」と言っているからには当然それは守ってもらいます。三時半からおやつなので一秒でも過ぎたら、おやつは食べられません。また、嘘やごまかしも許されません。…といっても、嘘をついたりごまかそうとしたりとするのが子供です。ちょっと様子を伺いながらタイミングを見計らって話をします。そうやって、「まずい!!」と、あせる経験から色々なことを覚えていくのです。

学童塾にはNGワードがいくつかあります。【めんどくさい】【最悪・最低】【ムリ】【キモい・ウザい】など…マイナス思考になる言葉だからです。言った方も聞いた方も、やる気が失せたり、嫌な気分になったりしますよね。みんなで一緒の教室で過ごすので周りにも影響します。【エ~~!】という残念な叫びは【オ~~!】という歓喜に変換します笑。

小学生になると、登下校をはじめ時間割やその他の準備物も、責任感を持たせるために自分でさせるようにして下さい。早寝早起きの習慣は勿論ですが、【自分で寝る、起きる】という事も少しずつさせていって下さい。一人で寝られた、自分で起きたなどという小さな自信を増やしましょう。寝る、起きる習慣について子供達に聞いてみると、できている子は自信を持って発言する反面、できていない子はまずその言い訳から始まります。子供にとっての自信は、学習意欲にも直結しています。そして、いざという時に踏ん張りがきくのは、家庭の中でも役割を与えられてやるべきことに責任を持っている子です。役割があると、やったことで褒められる機会も多くなり、自信がつきます。大切なことは、家庭を子供の言い分中心に回さないことです。実際どうしても子供中心の生活にはなりますが、それは子供の言い分中心なのではありません。あくまでも、家族の一員としてやるべきことをやらせましょう。一年生は、小学生になったのをきっかけにして下さい。家庭での役割決め、朝の勉強習慣など、始めが肝心です。やると約束したことはやる。それだけでも自信になりますよ。その為にはお母さんお父さんの力が必要です。一緒に頑張りましょう!

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