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くすの木学童塾 とっくん!とっくん!

 10月、11月は、検定とテストがたくさんありました。毎日頑張っている成果を発揮することができる、検定です。みんなの頭には、もちろん《合格》以外ありません。私も受けるからには、《合格》という成功体験を味わってほしいと思っています。全員に確認したところ、15人が漢字検定を受けたいと言ってきました。その為に始めたのは漢字の『特訓テスト』。年度途中で、学年の配当漢字全てから出題される漢字検定は、簡単に合格できるものではありません。そこから、『特訓テスト』の始まりです。毎日、前日のテストを踏まえ、間違えやすい問題を選んでテストを作りました。普通のテストと違い、『特訓テスト』ですので、その後がいつもと違います。間違い直しをするための『サクセスノート』というものを作り、間違えた漢字や書き順を繰り返し練習しました。検定まで、毎日、毎日。地味な繰り返しの練習を通して、努力する方法を教えました。

 それと同時に教えたかったのは、復習することの大切さです。誰でもやり直しをするのは苦痛です。ご家庭で宿題をしている時も、間違いを指摘し、やり直しをさせるのは、一苦労だという話をよく聞きます。しかし、面倒なやり直しや、繰り返しの練習をすることで力がつくのを実感しています。さあ、検定結果が分かるのはもうすぐです!       

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 学童塾では、お父さんお母さんが仕事をしてくれることで、生活ができていることを、子ども達にもよく話しています。

「じゃあ、あなた達の仕事は?」

「勉強すること!」

こんなやりとりをよくしています。勉強をすることで、学力がつくと、将来の可能性(選択肢)が広がります。しかし、学力をつけることだけが目的ではありせん。勉強するということは、時間を拘束され、遊びたいのを我慢しなければいけないこともあります。また、やり直しのような面倒なことや、何の役に立つのか分からないと思うようなこと、コツコツと暗記しないといけないこともあります。でも、そこから逃げずに頑張る経験が大切なのです。私が子ども達に本当に教えたいことは、『目標に向かって努力をすること』であり、それを勉強を通して体得して欲しいと思っています。これからの人生で、勉強以外でも何であっても、目標を見つけ、それに向かって頑張ることができる子になって欲しいですね!

 今、学童塾の子ども達は、仲間であり、ライバルでもある24人で目標に向かって頑張ることができています。これからも楽しく、そしてビシバシ鍛えていきます!

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