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くすの木学童塾 デイキャンプで見えたもの

今年は、年度初めから休校、分散登校など何だか波に乗れないスタートに戸惑った一学期でした。二ヶ月足らずの一学期を終え、例年よりも短く、自宅で過ごすことが多くなった夏休み。限られた時間の中で、できるだけ楽しく、思い出に残る夏休みにしたいという想いで8月を迎えました。デイキャンプはもちろんのこと、毎日の学習時間も楽しく過ごしたくて、ほぼ毎日スポーツランドで水遊び!初めての試みでしたがとっても楽しい時間になりました。

 短い夏休みの中でも、やはり一番の思い出はデイキャンプ!せっかくなので、普段知らない夜の幼稚園を経験してみよう!という計画の時点で、『肝試し』は不可欠ということになりました。初めは強がって「懐中電灯とかいらん!」と言っていたので、私達も本気モードになり、「中途半端ではなく、絶対怖がらせる!」という意気込みで計画を立てました。結果は、大成功!子ども達から十分お聞きになったことと思います。私達も思いっきり遊び、楽しむことで子ども達も喜んでくれたのではないかと思います。

 さて、朝から夜まで過ごしましたので、子ども達の意外な一面が見えたりもしました。遊んでいる姿を見ていると、どんどん積極的に行ける子、躊躇する子、それぞれでした。遊び慣れていない子は川遊びも危なっかしく、見ている方がヒヤヒヤしました。川の水は冷たいこと、石がゴロゴロして歩きにくいこと、滑りやすいことなど、体感して覚えていって欲しいと思います。経験することで、危険を察知する力もつきます。また、自粛生活が長かったせいか、山登りも例年より疲れる子が多かったようです。

 幼稚園に戻ってからのカレー作りでは、手慣れた様子での米研ぎや野菜の皮むき、包丁使いも上手でした。キャンプに向けて、一度家でお母さんとカレーを作ったと言う子もいました。灰汁をひたすらとってくれたり、かき混ぜて火の番をしてくれたり…。自分たちで作るカレーはとってもおいしかったようです。ここで見えたのが、ご飯のつぎ方。家で自分のご飯は自分で用意している子はすんなりできるのですが、しゃもじの持ち方すらおぼつかない…。聞いてみるとやはり自分でしていないとのこと。ご家庭によってはついであげるという場合もあるでしょうが、できることはさせるという視点から、食事の用意などできることはもっとさせていいと思います。お母さんも楽になりますよ!

 最後の肝試しも、意外に男気を発揮してくれたり、腰が引けて動けなくなったり…。とにかく盛りだくさんの楽しい学童デイキャンプでした。遅い時間のお迎えにもかかわらず、ありがとうございました。

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